2018年4月27日金曜日

以前お買い上げ頂きました【かばん】です

当店の常連様で、以前お買い上げ頂いた
かばんをご紹介します。
当店のロゴを全面にアレンジしたかばんは
既製品では作った事が無かったので
とてもレアな一品です。
手持ちでもショルダーにもなる
2wayタイプのデザインです。
 とても大切にご使用頂き、作り手としてとても嬉しいです。

市川店の店長と談笑♫


2018年1月1日月曜日

あけましておめでとうございます


あけましておめでとうございます。
本年も二天一流総本舗を、どうぞよろしくお願い申し上げます。

市川店 新年最初の営業日は、2018年1月5日から
営業致します。

2017年12月29日金曜日

2017年もご愛顧いただきありがとうございました。

いつもご愛顧いただき誠にありがとうございます。
2017年も、残すところあと数日となりました。
市川店は、12月28日が本年最後の営業となっております。
また、年始は1月5日から営業をいたします。

年末年始で、急なご注文や修理のご相談などのお問い合わせは
12月31日18時まで松坂屋上野店にてお承りをいたしております。
また、年始は1月2日より営業いたしますのでお手数をおかけしますが
こちらまでよろしくお願いします。

【松坂屋上野店】
東京都台東区上野 3-29-5 PARCO側地下1階
03-3832-1111 10時~20時 ※12月31日は18時閉店

2017年12月18日月曜日

12月営業日のご案内

こんにちは。
新年まで残りわずかとなりましたが、ここで市川店の今年の営業日のご案内を差し上げます。

開店日が少なく変則的になっておりますので、恐れ入りますがご来店の際はご注意くださいませ。

<営業日> ※休業日ではありません、お店が開いている日です
18(月)
21(木)
23(土)
24(日)
28(木)

なお、松坂屋上野店は元日以外は年中無休で営業しております。
ご用命がございましたら、そちらで承ることもできますので、どうぞご利用ください。

2017年12月2日土曜日

道具のメンテナンス〜製甲ハンマー編〜

こんにちは。
今回は職人が使う道具の話です。

「弘法は筆を選ばない」といいます。書の世界ではそうなのかもしれませんが、革の世界ではなかなかそうはいきません。悪い道具を使うと、単純に製作物の品質が低下し、作業効率もダダ下がりします。
例えば、切れない包丁やカッターで革を切れば、革が伸びて寸法が狂いますし、無理な力を入れると怪我をします。
そんな悲劇を回避するためにも、作業に適切な道具を選ぶこと、そしてその道具がベストコンディションで使えるよう、日々メンテナンスしておくことは必要不可欠であります。

そんなわけで、革を叩く「製甲ハンマー」というとんかちの一種をお手入れしてみましたのでごらん下さい。
ハンマーの打面を、紙やすりで磨いていきます。

 
最初の状態を撮影しませんでしたが、こちら100番のやすりをかけているところです。


 150番がかけ終わったあたりです。


 600番くらいまでかけると、曇りがだんだんとれてきます。


これで800番。鏡面に近づいてきました。


 1000番。表面の微細な傷が残っていますが、かなりピカピカです。
この辺まででも十分実用に耐えうるのですが、せっかくなのでもう少し磨きましょう。


 1500番。さらに光ります。


2000番で終わりにしました。
鏡面に近い仕上がりになっています。


後ろも使うので磨いておきました。


とんかちの打面を、なぜこんな執拗にピカピカさせておくのか。
その第一義は「革を傷つけない」ことです。

この製甲ハンマーと呼ばれるとんかちは、靴を作る工程で革を叩くときに使います。
打面に傷があったり、汚れていたりすれば、当然叩かれた革は傷つき、汚れます。ハンマーの傷や汚れは、お見せしたように磨けば直りますが、革はそう簡単にはいきません。

ハンマーの打面をピカピカにしておくと、汚れが非常につきにくくなります。
打面の微細な傷が少ないということは、そこに入り込んでくる目に見えないような汚れも付きづらい、それに付随する水分も付きづらい、つまりサビにくいということになります。
錆びた打面に気づかずに使ったりしたら悲嘆に暮れますし、加速度的に進行するサビは削って落とすのが面倒で時間を取られます。

ピッカピカにして汚れにくくサビにくい状態にしておけば、しばらくはメンテナンスをする必要がなくなるほどです。
職人の道具として格好いいというのもポイントです。思わず誰かに見せたくなるツルッツルさ。ミシンがけしている時に、打面の鏡で背後の状況をさりげなく確認するという技も使えます。(使いません)

あとは、木の柄を使いやすい丸みにやすったり、長さを好みにしてみたりと色々あります。自分だけの道具を自分で作るのも楽しいものです。


(石川)

2017年11月25日土曜日

靴アッパーの修理<第2話>

こんにちは。
今回も、前回に引き続き靴のアッパーの修理に関してお話しします。

前回は、革のひび割れを糊付けでなんとか履けるようにしたものでしたが、アッパーで多いものの一つに、縫製部分の剥がれがあります。





多いのは、よく曲がる場所や、擦れる場所です。
この靴の場合、トウ(つまさき)のキャップ縫製部分が、ちょうど屈曲部分にもなっていて、壊れやすかったようですね。
画像では、すでに修理用の糸を通してあります。



違う靴の画像ですが、こちらもつま先部分のよく擦れる場所の糸が磨耗して、革が剥がれてしまっていました。

直し方は単純です。
画像にあるように、縫製し直せば良いのです。ただし、靴の内部が狭すぎてミシンがけすることはできないので、手縫いでの作業になります。
外から針を通し、次に中から同じ穴に針を通し……の繰り返しです。

難しいのが、外から針を入れた穴と同じ場所を目がけて、靴の内部から外に向かって針を通すことです。つま先の部分ともなると、内視鏡でもない限り内側からの穴は見えないので、文字通り手探りの、ある程度神経を使う仕事になります。






無事に縫い終わりました!
これでまた、しばらくは履き慣れた靴を使うことができますね。

修理に関しては、語っても語りつくせないほどネタがありますので、また小出しに色々掲載していこうと思います。

できるかできないか、実際に挑戦してみないとわからないものもたくさんありますが、愛用していたのに捨てようか迷っているものなどありましたら、是非お気軽にご相談ください。

(石川)

2017年11月18日土曜日

靴アッパーの修理

こんにちは。
今回は靴の修理についてお話しします。

靴、特に革靴は、製法にもよりますが、靴底を交換したり、減った部分を補修することで末長く履き続けることができます。
しかし、靴底はある程度壊れても修理できますが、靴のアッパー(甲革ともいいます。底より上の部分全体を指します)にトラブルがあった場合、修繕が不可能であることも多いのです。

修繕不可の代表格は、亀裂です。




例えばこんな感じの壊れ方です。
歩行による負担の大きい屈曲部のシワは、乾燥したままお手入れしないでいると、やがて亀裂に変わってしまう宿命です。
写真の革のように、表面がピカピカに仕上げられていて、お手入れの養分が入りにくい革も注意が必要です。

この件に限っては、直せません、と言いつつ……



このようになりました。
厳密には直っていないのですが、ご依頼主の強いご希望により、とりあえず履ける状態にしたものです。
元どおりにすることはできないので、なるべく違和感のない革を貼り付ける方法を選びました。やっていることは工作みたいなものなのですが、それなりの見栄えを考えると、これが意外と難しいのです。

少し長くなりそうなので、続きはまた次回!
なんとなくお楽しみに!
(石川)